*ヒバピン*


任務完了の報告をするために訪れたボンゴレアジト。
広大な敷地内にある建物に入ると、 すぐに通路の奥からイーピンが 小走りでこちらにやってきた。

「お帰りなさい」
「ただいま」

満面の笑みを浮かべて出迎える 彼女の表情は本当に嬉しそうで、 事後処理を哲に押しつけて さっさと帰ってきて正解だったと思う。

「怪我とかしてません?」
「あれくらいの奴ら相手に僕が怪我なんてすると思ってるの」
「それはそうなんですけど、でもやっぱり心配なんです」

心配気に見上げてくる彼女の優しさに、 軽く髪を撫でて返す。

「大丈夫だよ」
「ならよかったです」

再びふわりと笑う彼女がたまらなく愛しくて、 その頬にそっと口付けを落とした。







END