願い



ああ、どうか触れないで


血塗れたこの手で君を汚したくないから





ああ、どうか微笑まないで


罪に汚れた僕に君は眩しすぎるから





ああ、どうか泣かないで


僕の罪に君を巻き込みたくないから





ああ、どうか愛してるなんて言わないで


こんなにも自分勝手な僕は君に愛される資格など無いから








ああ、どうか


………どうか忘れて欲しい………



僕という存在が君の傍にあったことを





いつか来るその時に
君が傷付かずに済むように






僕はいなくなるけれど






どうか







君だけは幸せに








END