不意に傾いた彼女の体を腕を伸ばして支えれば、 彼女の澄んだ瞳に俺の姿が映った。

美しい瞳だと思う。 ラピスラズリの瞳は澄んでいて、人を引きつける優しさを湛えている。

瞳はその人間の人柄を表すというが、それならば彼女は俺が今まで会った人間の中で 一番綺麗な心を持っているということになるだろう。

そして何よりその瞳には秘められた強い意志が表れている。 彼女が何を思い、何を決意しているのか。 それを俺が知ることはできない。

その瞳が柔らかく細められ、笑みを形作った。

「ありがとう」
「気にするな。だが気をつけろよ」

ええ、気をつけるわ、と彼女はふわりと笑ってゆっくりと体を起こす。 そして彼女は慈しむように自らのお腹を優しく撫でた。

そこにいるのは彼女が愛する小さな命。 その笑みがひどく眩しく見えて、被っていた帽子の鍔を下げて目を細めた。




「あいつは最高の女だったぞ」
「そうでしょうね」

目の前で紅茶を飲んでいるのは、彼女とよく似た面差しの、彼女が愛した小さな命。

「だって自慢の母だもの」
「お前もかなりいい女だぞ」
「ありがとう」

ふふっ、と口元を緩めて微笑むその姿は彼女とは似ているようで似ていない。 性格もどちらかというと似ていないだろう。

それでも

「ねえ、リボーン」
「なんだ」
「この子のこと、頼んだわ」

切なさを押し殺して告げられた言葉と、自身が宿した新たな命に注がれる柔らかな視線。 その瞳に秘めた意志の強さは彼女と同じで。

「大事な時、私は側にいてあげられないと思うから」

だからお願いねと、まっすぐに向けられた笑みに隠された覚悟にあの時の彼女の顔が重なって、 俺は帽子の鍔を下げて、わかったと返すことしかできなかった。



その眩しさに
目を背けずにはいられない








END

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携帯サイト43000HITキリリクでブラザーより『リボルチェ』です。
ほんと残念すぎる内容で申し訳ないm(_ _)m
しかもこれじゃリボルチェじゃなくてリボ→ルチェでしかない…!


返品・苦情はいつでも受け付けてるから!

こちらは佐保ゆき様のみお持ち帰り可です。

2010.01.25