「ヒノエは太陽みたいですね」


そう言ってアンタは俺を眩しそうに見た


でも


俺に言わせれば


アンタはまるで月のよう


手を伸ばしても届かない


この手に掴むこともできない


独りで孤独に輝く


まるで








空で輝く太陽と月は決して交わることはないけれど





それでも俺は



どんな手を使っても



地上の月を



手に入れてみせる





END