盲目のアリス





「俺じゃ……駄目なの?」




確かに俺はあの人のように
強いわけでも
かっこいいわけでもない


そんなこと自分でよく分かってるんだ





だけど





俺は君の傍にずっといるのに






君の笑顔も泣き顔も


誰よりも


君のことを知っているのに







「ごめっ……ラン…ボ……」






それでも






「私……雲雀さんじゃないと駄目なの……」





君の瞳に






俺が映ることはないんだね







END